ページの読み込み時間とユーザの満足度との相関関係を研究

ページの読み込み時間とユーザの(主観的な)満足度に相関が見られるという記事。読み込み時間の中央値が120ミリ秒増加すると満足度が2%低下するなど。

ユーザアンケートの回答では、バイアスを抑制するために選択肢をランダムに並べる。得点ではなく「はい」「いいえ」「わからない」の3つの選択肢にしたのは改善する閾値を知るため。ユーザの主観的な評価を集めることで、RUM(リアルユーザモニタリング)で得られる客観的な数値が満足度にどう影響を与えるか知ることができる。

複数のWebサイトを持っている場合は、それぞれのサイトでのユーザ評価とRUM計測との関係を比較でき、例えば同じ読み込み時間でもWebサイトの性質が満足度に影響を与えるか否かもわかる。この研究に関する論文も公開されている。

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